スマートグラス × 倉庫システム
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ホエールテックの開発チームが、お客様の倉庫内の仕分け作業をスマートグラス化するプロジェクトを担当しました。
指示書ベース(紙ベース)から、スマートグラス化によるペーパーレスへ。それでは、以下、現場ではどのような変化が起きたのかご紹介させていただきます。
視界の変化
まず、下の図は、従来の作業者の視界です。

仕分け対象の段ボールが見えます。
次に、スマートグラスを使用した作業者の視界です。

スマートグラスを通して、仕分け対象の段ボールのほかに、現実には存在しない指示書が見えています。(もちろん、スマートグラスを外してしまうと、指示書は見えなくなってしまいます。)
このように、スマートグラスを使用すると、リアル=現実の世界に、バーチャル=仮想の要素を追加することが可能に。
今回、指示書を表示する契機(トリガー)は、リングスキャナーによる商品バーコードの読み取りです。
ちなみに、リングスキャナーとは、指に装着する小型のバーコードリーダーで、作業の邪魔にならない優れもの。
結果として、リングスキャナーで、商品バーコードをスキャンすると、その商品の指示書が、即座にスマートグラス越しに表示されるわけです。
仕分けフローの変化
それでは、現場での仕分け作業の流れの変化を見ていきましょう。
下の図は、従来の仕分けフローです。

指示書を紙で出力する必要があるので、商品ごとにバーコードをスキャンし、指示書を印刷します。
その指示書に従って、仕分け作業を行いますが、このとき指示書をなくさないように、片手で持ったり、段ボールの上にのせたり、ポケットに入れたりする必要があります。
また、作業が終わった後、その指示書を一箇所にまとめるなど、後始末についても考慮が必要となります。仕分け作業が終わっていない商品の指示書と混ざってしまうと、混乱の元となるためです。
次に、スマートグラスを使用した仕分けフローです。

今回のスマートグラス化で、仕分けフローが一変したのが分かると思います。
各作業者が、それぞれリングスキャナー(指に装着する小型のバーコードリーダー)で商品バーコードを読み取ると、スマートグラス越しに、即座に指示書が表示されます。
その指示書に従って、仕分け作業を行ったら、すぐに次の商品をスキャンして指示書を表示し、次々に仕分け作業を繰り返していくことができるようになりました。
さらに、これを、複数人が同時進行で行うことができるのです。
また、各作業者にとっては、両手を自由に使用し(両手フリーで)作業できるようになりました。従来の指示書を印刷する工程も、指示書を持ちながら作業することも、また、指示書を片付ける手間もなくなり、本来の仕分け作業に専念できるようになりました。
実績データを活用し、より効率的な運用へ
それから、各作業者がスキャナーを持つということは、スキャンした作業者を特定できるということ。よって、誰が、何時何分に、何の商品を、仕分けしたのか、それらのデータを活用していくことが可能になりました。
お客様からも好評価をいただきまして、まずは一安心しつつも、今後どのような機能拡張が考えられるのか、エンジニア同士でディスカッションしている最近のホエールテックでございます。
スマートグラスのデモその他ご相談は・・・
スマートグラス(ヘッドマウントディスプレイ)を使用したシステムのデモその他ご相談は、お問い合わせフォーム、または、下記企画販売窓口のフリック株式会社まで、お気軽にお問い合わせください。
企画構成・販売
フリック株式会社
〒183-0057 東京都府中市晴見町二丁目16番地14
ホームページ:https://www.fulicu.com
- 初回リリース日
- 2023年後半
- 担当範囲
- 要件定義、設計、実装、テスト
- 開発言語・FW
- Kotlin、Laravel 10、PHP 8、Vue 3、Typescript
- ライブラリ等
- Android Studio、Inertia、Grid.js、Bootstrap 5、Vite、Docker、AWS
- 概要
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- スマートグラス(ヘッドマウントディスプレイ)にシースルー表示(現実の視野を確保した上でスマートグラス越しに画面を表示)
- Androidアプリの画面をスマートグラスへ投影
- リングスキャナー(指に装着する小型のバーコードリーダー)を使用して商品バーコードをスキャンするとスマートグラスに指示書を表示
- 複数の作業者が同時にアクセスや操作できる
- AWSインフラ構築(EC2ベース)