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異業種出身の私が見つけた、IT業界のスピード感の正体
2026.01.21 Wed

はじめまして。「異色の経歴を持つエンジニア」の r.j です。
本記事は、異業種から IT業界へ転職した私 r.j の視点から、ホエールテックの働き方の一端をご紹介するものです。
同じように環境の変化に戸惑っている方の、何かの参考になれば幸いです。
IT業界で感じた環境のギャップ
前職ではハードウェアに携わる仕事をしていましたが、「より広くシステム全体を俯瞰し、本質を理解できるエンジニアになりたい」という思いが強くなり、ソフトウェアの世界へ飛び込む決意をしました。
「システム開発とは、必要なハードウェアを調達し、必要な機能を持ったソフトウェアを新たに作ることである」(引用元:高橋涼介『いちばんやさしい基本情報技術者絶対合格の教科書』)
これは学習の中で何度も目にし、今でも私の指針となっている言葉です。
そんな大きな志を胸に、ホエールテックでの業務をスタートさせた私ですが、スキル習得以前に、思いがけない「最初の壁」に直面しました。
それは、前職とのあまりにも大きな「環境のギャップ」でした。
環境の比較
まずは、私自身が感じた環境の違いを、あらためて整理してみます。
| 比較項目 | 前職 | ホエールテック |
| 業務分野 | ハードウェア、製造業 | ソフトウェア、IT、 Webサービス |
| 業務で使用する オフィスアプリ | Microsoft Office | Google Workspace |
| 作業人数 | 個人中心 | グループ・チーム |
| 作業環境 | オフライン主体 | クラウド |
| ファイル編集対象 | 個人向けが多い | 共同編集が多い |
| お客様とのファイル共有 | メール添付 | Google Drive(権限共有) |
| 課題管理ツール | Redmine | Redmine |
| Redmineの使い方 | 個人のタスク管理に使用 | タスク管理だけでなく、 「情報の共有の場」として活用 |
| 成果物のバージョン管理 | 共有サーバ + 手動管理 | GitHub |
こうして並べてみると、私が直面していたのは、単なるツールの使い勝手の違いではなく、業務の進め方そのもの、「働き方の文化の違い」だったのではないか?と気づかされました。
なぜ Google Workspace なのか?
ホエールテックが Google Workspace を中心に据えている理由は一体何故なのでしょうか?
それは一言で言えば、「チームでの協働(コラボレーション)を大前提としているから」です。
前職では、基本的に「個人が完結させる作業」が中心でした。
各自がローカル(自分のPC内)でファイルを作り、完成した成果物をサーバへ置く、あるいはメールで送る場合もありました。
このスタイルでは、品質や進捗は「レビューの瞬間」までブラックボックスになりがちでした。
一方、ホエールテックでは、「途中経過をオープンにする」ことが当たり前です。
「誰がどこで悩み、今どんなアウトプットを出そうとしているのか」を、チーム全体でリアルタイムに共有をしています。
異業種の方がIT業界に転職した際に最初に戸惑うポイントかもしれませんが、
同時にこのリアルタイム性というスピード感と透明性が、ソフトウェア開発なのだと、日々実感しています。
IT業界には「ドッグイヤー」という言葉があります。他の業種に比べて、技術革新や市場の変化が非常に速いことを、犬の1年が人間の7年に相当することになぞらえて表現した言葉です。ホエールテックではドックイヤーを日々体感し放題です。
「完成品のレビュー」と「プロセスを含めたレビュー」の違い
この文化の違いは、そのまま品質への向き合い方の違いに表れているように感じました。
前職では、ある程度完成してからレビューを受けるのが一般的でした。
その結果、設計の根本的なミスに気づくのが遅れ、大幅な手戻り(やり直し)が発生することもありました。
ホエールテックでは、作業をブラックボックス化させません。
作成途中のドキュメントにコメントが入ったり、積極的にレビュー大会が始まることもあり、議論が白熱することもよく目にします。
複数人の目が常に入ることで、致命的な欠陥を未然に防ぐ仕組みが文化なんだと思います。
「完成品を評価する文化」から「作る過程そのものを磨き上げる文化」を受け入れる、この転換に適応することこそが、私がプロのソフトウェアエンジニアとして歩むための、最初の大きな一歩だと感じています。ちょっと大変ですけど同時にワクワクもしています。
「共有される側」から「発信する側」へ
この「過程を共有する文化」は、特に新人にとっては、非常に心強いセーフティネットであるのですが、同時に、ただ守られているだけではいけないとも感じています。
ツールがどれほど便利でも、自分が何を考え、どこを目指しているのかを外に出さなければ、チームの力は最大化されないからです。
「まだ未完成だから」とか「正解か分からないから」というように抱え込むのではなく、あえて不完全な状態であっても発信していく、その一歩一歩が、自分自身の成長に直結すると思いながら、日々を頑張っていきたいです。
まとめ
人生の中で様々な理由で転職する方がいて、中にはキャリアチェンジする人もいると思います。
未経験だと業務内容の習得だけでなく、環境に対するギャップに適応するだけでも一苦労です。
そのギャップの正体は一体何のか?前職の業務に対して要素を深掘りしていくと類似点や、相違点からヒントとなる要素が見つかるかもしれません。
私の場合は、ハードウェアの世界で培った「一つひとつを着実に積み上げる力」に、ホエールテックの「オープンに共有し、チームで高め合う文化」を掛け合わせていくという明確な目標ができました。
千里の道も一歩から。
小さな発信を積み重ねながら、「チームに貢献できるエンジニア」を目指して、挑戦を続けていきます。
この記事を読んで一緒に働いてみたいなと思ってくれた方がいたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。